釣りキチおやじの言いたい放題
心の伝統文化をも捨て去ろうとしているこの日本、 荒波にもまれて何処へ行くのか! ただ指を咥えて傍観しているわけにもゆくまいて。 はてさて、どうしたものであろうかのう?
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DATE: 2006/01/26(木)   CATEGORY: 教育-子育て
『しつけ』とは
 『しつけ』とは何か。マイペディア百科辞典には「社会生活への適応に必要な望ましい生活習慣を形成すること」とあり、広辞苑には「礼儀作法を身に付けさせること」と記載されています。さらに、マイペディアには「もとは(中略)子どもを一人前にすることをさした。躾は(中略)子どもを道徳的習熟に導く教育の過程であり,躾の仕方は人格形成に大きな影響をもつ。」とされています。
 別な表現を使えば、『遭遇するであろうさまざまな危険を防止し、
他人に不愉快な思いを抱かせないと共に、人とのコミュニケーションを円滑に行う、人間としての基本的な技術を、本人が気付かないうちに無意識に行動に現れるように、行動パターンとして体に教え込むこと』と言い換えることが出来ます。
 ようやく歩き始めた赤ちゃんは、右足の次は左足を出して、次にまた右足を出してと、懸命に考えながら歩を進めます。これを繰り返すことによって、やがてスタスタと歩き、走り出すのです。
 また、自動車の運転における踏切での一旦停止を例にとると、皆さんご存知のとおり、「先ずアクセルペデルから右足を離して、次に右足でブレーキペダルを踏み、車が充分減速したら左足でクラッチペダルを踏んで、…」と、書けばノート一ページにもなりそうなことを、教習所において何度も練習させられますが、道路を往き交う運転手さんたちは、最早、何も考えることなく無意識のうちに一瞬にして、体が自然にこの動作をとっています。
 しつけとは、これと同じように、『生きていくために必要な技術』を、『習い転じて性となる』まで『繰り返し強制する』ことです。
 したがって、しつけを行わなわれることなく育った子供は、将来、その場その場で判断を迫られ、しかも正しい判断を下し、尚且つその判断に基づいた正確な行動を要求されることになります。これを常に繰り返さなければならないことによる苦痛は、計り知れないものがあるでしょう。
 しかも、万一その判断が間違っていたならば、あるいは行動を的確に行い得なかったならば、危険に曝され、または、他人を不愉快にさせるとともに、本来の目的である他人とのコミュニケーションなどが疎かになります。
 つまり、入り口の段階で右往左往することによって、門前払いにされる可能性が大きいということです。結果として、村八分同然の処遇、即ちいじめを受けることにもなりかねません。極論すれば、我が子を狼少年にしてしまうということです。
 しつけを行わなければ、かかる事態を招くことは、火を見るよりも明らかです。親は、我が子にこのような不必要な苦労を敢えてさせることがないようにしなければなりません。
 したがって、しつけを行うことは、将来大人となって社会に出て行き独り立ちしなければならない宿命を持つ子供に対して、親としての当然の義務であると言えます。
 ところで、子供を投げ飛ばした、蹴った、殺したなどの事件において、「『うるさい』、『言うことを聞かない』からしつけたのだ。」との親の言をマスコミで見かけますが、これは、親のエゴであり、しつけでは決してありません。親の我儘をしつけという言葉で巧みに誤魔化しているだけです。
 しつけは、あくまでも『子供のために』行うのです。これらマスコミに登場する親には、この『子供のために』との前提条件が欠落しています。
   -小生の「子育て」原稿より-
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COMMENT

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● コメント有難うございます
いざりうお | URL | 2006/02/01(水) 23:22 [EDIT]
鵺娘さん
「子供は天使でも何でもない果てしなくズルイ存在です。平気で嘘も付くし、人も陥れます。自分が子供であるという事を武器にすれば大人は大抵の事は許してくれる事もちゃんと計算して行動しています。」
その通りなのですが、そうなるように大人に学習させられているとも言えるのです。
大人が気付かないような小さな部分での条件反射の積み重ねでそうなっていってしまうのです。

milestaさん
事情があって2歳と4歳の孫を育てて2ヶ月になります。
預かった当時は無茶苦茶でしたが、今ではかなりお利巧さんになりました。
叩いたり、2~3時間正座させたりで厳しくしたと思うのですが、甘やかしていた親よりも我々に懐いています。
また、孫たちも自信が出来たのか以前より明るくなったようですよ。

milesta | URL | 2006/01/27(金) 18:45 [EDIT]
そういうことなんですよね。
「うるさい」「しつこい」と疎まれようと、生きていく技術を習い性となるまで根気強く教え込むのが親の務め。身に付いていないと苦労するのは子供達ですからね。
子供の自立を促すために子供の意志を尊重するといってしつけを行わない教育方針があるようですが、本当に子供達の将来を考えてるの?と思ってしまいます。
● 私は愛される為だったら何だってやりました
鵺娘 | URL | 2006/01/27(金) 16:11 [EDIT]
石川達三の「稚さなくて愛を知らず」を知っていますか?主人公は何不自由なく育ったお嬢さん。家族にも周囲にも大切にされて来たから自分は愛されるのが当然の存在と信じ、自分の方から人を愛するという事を憶える事もなく大人となってしまったのです。結婚をし、子供を生んでもそれは変わらず、人形を可愛がる様にしか子供を扱う事しか出来なかったのです。子供が実はとても非衛生な物だと知った時に彼女は・・・
子供は天使でも何でもない果てしなくズルイ存在です。平気で嘘も付くし、人も陥れます。自分が子供であるという事を武器にすれば大人は大抵の事は許してくれる事もちゃんと計算して行動しています。私はそうした神話の通じない数少ない大人の一人です。躾をしているなんて大層な気持ちはありませんが、大人は本来怖い物であると悟らせる事は、私よりももっと本当の意味で怖い大人から危害を加えられない為には有効な手段であると思っています。

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